Mac Book Pro Early 2015(A1502) 延命計画 バッテリー交換

Mac Book Pro Early 2015 バッテリー交換後 Mac
Mac Book Pro Early 2015 バッテリー交換後

Mac Book Pro Early 2015(A1502) 延命計画

Mac Book Pro Early 2015 (A1502)なのでそろそそ買い換えてもいいかな?とも思ったのですが、普段の使い方(メール、ブラウジング、WEB会議、エクセル・パワポ資料作成)であれば動作速度も問題がないので、バッテリーの交換とSSD容量アップの記録を公開します。
※SSD容量アップは別記事でアップします。

バッテリー交換前の状態確認

Mac Book Pro Early 2015 (A1502)のバッテリー状況は日々酷使しているせいもあり、交換修理マークが点灯し、バッテリーの持ちもよくない状態(2−3時間が限界)。
もちろんすでにメーカー保証などは切れている状況。

バッテリー交換は作業方法を誤ると事故や怪我を引き起こす可能性があります。
作業をされる場合は自己判断の上で交換作業を行ってください。

バッテリー選びは慎重に

バッテリー選びに関しては少しだけ慎重に選びました。SSDなどは「動かない」で終わるのですが、バッテリーに関してはショートして本体がダメになってしまったり、最悪の場合、発火・火災の可能性もありますのでご注意を。
個人的に購入の際に気にしたことは

  • 年式・モデルが間違っていないか
  • PSE適合品(電気用品安全法)であること
  • 保証がある (実際は初期不良ぐらいでしか使わないと思いますが)
  • 工具が付属するか(ただし付属品は精度に問題がある場合有り)
  • 評価・口コミも一応目を通す

などを基準に選定しました。

色々調べた結果、上記のものをAmazonにて購入しました。工具付属ですが下記の精密ドライバーセットも同時に注文しました。(付属の工具でも作業できます)

バッテリー交換作業(必要なもの)

交換作業の流れとしては

必要なもの

  • ヘックスドライバー
    今回注文したバッテリーに付属のものでも作業は可能です。
  • 交換用バッテリー
    年式・型式などが対応しているもの。

あると便利なもの

  • ネジを入れる小皿
    それほど大量にはネジを外しませんが無くしたりしないようにまとめておくと良いです。
  • 絶縁テープ(マスキングテープでも代用可)
    バッテリーを取り外す際に本体の基盤とバッテリーがショートしないように端子に貼ります。
  • ピンセット
    小さなネジを扱いますのである程度精度の良いほうが使いやすいです。
  • ヒートガンまたはドライヤー
    本体に両面テープで貼られているバッテリーを取り外す際に温めると剥がしやすくなります。
  • ヘラ
    バッテリーを取り外す際に利用します。金属製はNG、プラスチック製を強く推奨。

バッテリー交換作業(手順)

  1. バッテリーを可能な限り放電する
  2. 裏蓋を開ける
  3. バッテリーの端子を外す
  4. バッテリー付近の配線を外す
  5. バッテリーを外す
  6. バッテリーを装着
  7. バッテリー端子を繋ぐ
  8. バッテリー付近の配線を繋ぐ
  9. 動作確認

上記の流れで行っていきます。

バッテリー交換作業(作業写真)

まずは可能な限り放電します。
Mac Book Proの裏蓋のネジを外す際はナメないように気をつけて外します。
ネジは合計10本ですが写真中央のMac BookProの両脇のネジ2本は長さが違うのでご注意を。

右側中央のプラスチックのカバーを剥がすと、バッテリーの端子にが出てきます。
上に持ち上げて端子を外したあとに、絶縁テープがマスキングテープでショートなどしないように保護しておきます。固定しているネジもここで外します。

バッテリー中央上部のコネクタカバーのネジ2本を外してバッテリーの中央を通っているケーブルを外します。(トラックパッドにつながっているフラットケーブル)

IFIXITなどではスピーカーなども取り外しているのですが、取り外さなくても交換できました。

IFIXITではバッテリーの両面テープを薬剤で剥がす手順のため、プラスチック部分に薬剤がかからないようにスピーカーなどを取り外しています。

ここまで来たらあとはバッテリーを外します。ただ、はずすというよりは剥がすといった感じになります。
ヒートガンで温めながらプラスチックのヘラまたはピックのようなもので少しずつ剥がしていきます。
ちなみに、今回は殆ど温めなくてもゆっくり剥がしていけばきれいに剥がすことができました。

基本的にバッテリーに熱を加えるのは危険です。
バッテリーが膨張している等の場合は特に注意が必要です。

バッテリーが外せたら、新しいバッテリーの裏側のフィルムを剥がして両面テープで貼り付けます。
今回のバッテリー左右に少しだけ余裕があるのですが位置がずれるとバッテリーの端子がロジックボードにしっかり刺さらなくなります。
バッテリーの位置合わせはバッテリーの端子で合わせたほうが良いです。

逆の手順で組み上げた後に、動作確認(充放電確認)して作業完了です。

取り外した古いバッテリーはショートしないように絶縁またはビニール袋に入れて、全国に設置されている「充電式電池リサイクルBOX」へ破棄してください。
詳しくはJBRCをご覧ください。

状態も正常になりバッテリーの持ちも良くなりました。

Mac Book Pro Early 2015 バッテリー交換まとめ

バッテリーの持ちが良くなるのは満足度が非常に高い
自分で交換するのでコスト的には安く交換可能

作業方法を間違うと怪我をする可能性あり
どのメーカーのバッテリーを購入するかで当たり外れがある(らしい)
作業を行うとAppleの保証が無くなる

IFIXITでは作業難易度は「難しい」となっていますがバッテリーさえ剥がせれば他の作業はそれほど難しくないと思います。
バッテリー交換作業後の満足度は非常に高いです。
Early2015モデルですがもう少し頑張ってもらいます。

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